☆速習講座・解答☆

また記号が文字化け(≧▼≦)！！
ということで、再チャレンジ

文学的散文３【２】「まばたき」
問一　解答　ア＝４　イ＝２　ウ＝５
ア　辞書的意味の文脈中での適応。
イ 「ひそめる」の意味そのまま。１は「不吉に思い」、３は「眉を下げ」「冷静を装って」、４は「眉を緩め」、５は「眉をゆがめて」が×。
ウ 「どぎまぎ＝不意をつかれてうろたえること」。１・３は「不意をつかれて」の説明がない。２は「弁解できず」、４は「たじろいで」が×。
問五　解答５
ステップ１「設問の分析」
傍線部は「行動」についていますから、タイプ?です。「【心理と事態】を押さえるのがポイント」とわかります。
ステップ２「ポイントの確定」
【事　態】細君のセリフ
　完全看護の病院なのに一晩中つきっきりで旧友のことを看病していた細君が、「自分がいてもいなくてもいいみたい」と言うわけです。とても切ないセリフです。さらに「する、する。ウインクみたいなやつを連発してる」と「下手な冗談」を言う、とあります。これが冗談だということは、旧友はもう「まばたき」もしなくなっているのでしょう。もしくは、かつては「まばたきひとつで小娘のように狂喜できた」細君も、もう「まばたき」には希望を見出せないということです。
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【心　理】
　以上の【事態】と、「目をそらす＝直視できない」という【行動】から、「いたたまれない／切なくて心が痛い」などの心理を類推します。
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【行　動】目をそらす

以上より、選択肢を吟味します。
　１は「細君が不謹慎に思え」が×。２は「自分が情けない」が×。問題文中にそのような描写はない。勝手に「自分ならこうかも」という主観を持ち込まないように。「目をそらす→切なくて見ていられない」という流れが掴めていません。３は「医者からも見放され」「心遣いに胸を打たれた」が×。４は「自分もいつ同じ立場になるかわからないのだという不安」が×。そのような記述はありません。
　５は「細君が作り笑いする姿に→切なさにいたたまれなくなった」とあり、ポイントを満たしています。これが正解です。
　以上です!!　他の問題も含め、「思考回路」をしっかり復習してくださいね!!