☆夏の思い出☆

こないだ新宿の地下を歩いていた時のこと
伊勢丹近くのあたりで、こんなポスターを見かけました
JRの、「そうだ、京都へ行こう」のポスターです





僕は、このシリーズのCMは結構好きな方だったのですが、
今回のこれを見て、とても複雑な気分になりました。

どうしても、このコピーがいやだったんだろうとおもいます。








「大きくなって、
思い出してくれるような
"夏の記憶"を
つくれるかどうか。
親も、試されているのです」

この、最後のフレーズが、僕は嫌でならないのです。

大好きな人と見た景色は、たとえそれがどんなに平凡な風景でも、
いつまでも心の奥底に刻まれて、色褪せないものです

仲間とみんなで見あげた、晴れ渡る夏の空
彼女と寄り添って見た、大輪の花火、縁日の明かりの色、におい、音...

だから僕は、こんなことで「親が試されている」なんて煽ってほしくないのです。
詩心を詠って来たCMのシリーズだけに、とてもせつなくなりました

こどもたちにとって、大好きなおとうさんおかあさんとみた風景は、
きっとどんなものでも、一生消えない思い出になるはず...僕はそう思うのです☆